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「今週のCT症例」・その9

症例⑨ 1歳猫の横隔膜ヘルニア
受診前日に交通事故にあった地域猫が受診。来院時呼吸の状態が悪く、レントゲン検査にて横隔膜ヘルニア(横隔膜が破れてお腹の臓器が胸の方へ移動してしまう)と診断。
状態を安定させた後、手術で破れた横隔膜の整復を実施。損傷が激しく広範囲に及び、横隔膜を縫い合わせることでは整復はできないと判断し、医療用メッシュ(ヒトの鼠経ヘルニア仕様)を用いて横隔膜を整復。
術後呼吸状態は正常に戻り、経過は順調。術後約60日後にレントゲン検査と無麻酔でCTを実施して、横隔膜の状態を評価した。整復した横隔膜ラインを超えて腹腔内の臓器の一部が胸腔内領域に変位しているような画像が得られたが、現在臨床症状は全くなく、日常生活を問題なく送をっている。レントゲン検査と比較してCT検査ではより詳細が分かる。今回のCT検査は無麻酔で実施しているがキレイな画像を撮影することができた。(犬、猫の性格により無麻酔でのCTは実施できる場合とできない場合があります。)

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