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「今週のCT症例」・その31&32 番外編

症例31&32 番外編
今回はCT症例ではありませんが、最近橈尺骨骨折の犬が連続して来院しましたので、皆さんにも注意していただきたいと思い紹介します。

症例31 3歳トイプードル 1.5kg ジャンプをした際に着地に失敗して滑り、その後から前足を痛がるとの主訴で来院。
レントゲン検査の結果、右橈尺骨の骨折と診断。翌日手術を実施しました。この部位の骨折はプレートとスクリューを用いた整復を行います。この症例は1.5mm LCP(Locking Compression Plate)Systemを使用しました。

症例32 8ヶ月イタリアングレーハウンド 4.5kg
レントゲン検査の結果、右橈尺骨の骨折と診断、この症例では2.4mmミニプレートを使用しました。

上記の2犬種のほか、ポメラニアンやチワワ、パピヨン、それらの犬種のミックスなどの小型犬(特に若齢)ではちょっとしたことで骨折してしまいます。ソファーやベットに登らせないなど、日頃からの注意や対策が重要です。

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