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世界小動物獣医師会の「ワクチンガイドライン変更」に伴う当院の対応

世界小動物獣医師会(WSAVA)は、『1歳までに適切なワクチン接種を実施した個体の場合には強固な免疫を数年間維持する』とし、『全ての犬または猫が接種すべきコアワクチン※の追加接種間隔を1年毎ではなく3年もしくはそれ以上間隔をあける』とするガイドラインを発表しています。

当院でも必要に応じて抗体検査を実施するなど、臨機応変な対応を心がけます。
ワクチンスケジュールは、個々の飼育環境やこれまでのワクチン接種歴によってそれぞれ異なりますので、詳しくは当院獣医師へご相談ください。

犬の狂犬病ワクチンにつきましては、従来通り毎年のワクチン接種が必要になりますのでご注意ください。

※猫のコアワクチンには猫ヘルペスウイルス、猫カリシウイルス、猫パルボウイルスの3種類が含まれます。
※犬のコアワクチンには犬ジステンパーウイルス、犬パルボウイルス、犬アデノウイルスの3種類が含まれます。
※現在当院で使用している犬の9種ワクチンに含まれるノンコアワクチンである犬パラインフルエンザウイルスと犬コロナウイルスについては、それらの抗体価持続が1年と短いため、毎年の追加接種が望まれますが、これらに特化したワクチンは現在、販売されていません。
※南九州では風土病ともされるレプトスピラ症の発症がしばしば認められますが、レプトスピラ症に対する抗体価は持続しにくいため今まで通り毎年の予防接種が推奨されています。
※猫については、猫白血病や猫エイズワクチンも絡んでおり、一層複雑化します。

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