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5月29日(土)、30日(日)のケーブルテレビ「スクランブル・宮崎」#8のテーマは「腫瘍の診断法」です。

 放送は29日(土)が午前10時30分、午後2時30分、午後8時30分の3回、30日(日)が午前9時、午後4時、午後9時30分の3回の計6回です。内容は以下の様です。

<犬猫の腫瘍の診断>

1.犬猫は体表(皮膚)をはじめ目に見える部位の腫瘍が多い細胞診が可能→細胞を採取(針吸引法、綿棒またはサイトブラシを使用、スタンプ=押捺)

2.胸腔内の腫瘍はレントゲン撮影超音波検査で腫瘍を疑う。胸腔内に液体(胸水)が貯留していれば胸腔穿刺して細胞診を行う。可能なら超音波ガイド下で細胞〈組織〉を採取し、細胞診に供する。

3.腹腔内の腫瘍は触診レントゲン撮影消化管バリウム造影超音波検査CT・MRI検査、尿路造影検査、糞便塗抹検査、尿沈渣染色検査などを実施し、総合的に評価・診断する。腹腔内に液体(腹水)の貯留が認められれば、腹腔穿刺して細胞診を実施する。可能なら超音波ガイド下で細胞(組織)を採取し、細胞診に供する。

4.骨格系の腫瘍はレントゲン撮影後、細胞診あるいは組織検査で確定診断する。頭蓋内や脊髄の腫瘍はCT・MRI撮影等で診断する。

5.断脚など術後のQOL(生活の質)に多大の影響を及ぼす場合には、組織検査で確定診断をして、術式の決定を行う

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