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6月19日(土)、20日(日)のケーブルテレビ「スクランブル・宮崎」#11のテーマは「犬猫の発咳」です。

 放送は19日(土)が午前10時30分、午後2時30分、午後8時30分、午後11時の4回、12日(日)が午前9時、午後4時、午後9時30分の3回、計7回です。内容は以下のようです。

<犬猫の発咳の原因>

<炎症性>
①咽頭炎、②扁桃炎、③気管・気管支炎、④慢性気管支炎、⑤肺炎(細菌性、ウイルス性、真菌性)、⑥肉芽腫、⑦膿瘍、⑧慢性肺線維症、⑨気管虚脱、⑩肺門リンパ節の腫大、⑪吸入、⑫異物

<新生物(腫瘍)>
①原発性、②縦隔洞、③転移性、④気管、⑤喉頭、⑥肋骨・胸骨・筋肉、⑦リンパ腫

<心血管性>
①左心不全(肺水腫)、②心拡大(特に左心房)、③心不全、④肺栓塞症、⑤肺水腫(血管原性)

<アレルギー性>
①気管支喘息、②好酸球性肺炎、③好酸球性肺肉芽腫症、④好酸球の肺浸潤、⑤免疫疾患、⑥副鼻腔炎、⑦逆クシャミ

<寄生虫性>
①子虫の迷入(回虫、イヌ鉤虫、糞線虫)
②肺虫(イヌ)、ネコ肺虫
③ケリコット肺吸虫(イヌ、ネコ)
④犬糸状虫症(イヌ、ネコ)
⑤毛細線虫(イヌ、ネコ)
⑥キツネ肺蠕虫?(イヌ)

<原虫性>
①トキソプラズマ症(ネコ)
②ニューモシスチス(イヌ)

<真菌性>
①ブラストミセス症
②ヒストプラズマ症
③コクシジオイデス症
④クリプトコッカス症
⑤アスペルギルス症

(以上、Textbook of Veterinary Internal Medicine, 2005, 6th Edition, p190を参考)

<咳の診断法>

1.聴診:肺のラッセル音、心臓の雑音。

2.咳の様子:ガチョウの鳴き声のような・・・咳・咽喉に何かが詰まって吐きだしそうな・・・咳。一般に肺炎や気管支肺炎、肺水腫など喉頭から遠い部位に病変があり、浸出液などの液体が存在する場合には重い湿った咳(湿性発咳)が見られ、反対に、病変が気管など喉頭側により近く、浸出液を伴わなければ軽い乾いた咳(乾性発咳)を認める。

3.発咳試験:頸部気管を指で軽い圧迫する時の発咳誘発。発咳が出れば気管炎や気管虚脱を疑う。

4.超音波検査:僧帽弁閉鎖不全症・フィラリア症・心臓拡大・先天性心奇形・心嚢水貯留など。

5.レントゲン撮影:心拡大・気管虚脱・肺水腫・肺炎・気管支炎・腫瘍(転移性、原発性)、気管支喘息など。

6.血液検査:白血球増多・好酸球増多。

7.気管支・肺胞洗浄:アレルギー性肺炎・腫瘍など。

8.アレルギー検査:アレルギー性肺炎。

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